- 息子へ
- あなたが野球を始めてから、今年で10年が経ちます。この夏高校3年、甲子園目指して最後の夏の大会が始まりますね。この10年間色んな事がありました。一番は去年の春、肘の怪我で手術した事、それから半年リハビリして回復したものの、今度は膝の半月板断裂であなたが野球選手としての引退を決断した事。これからという時に、大好きな野球が出来なくなり、正直お母さんはもう野球から離れていいよと思っていたけれど、それでもあなたは、やめる事なく、くさる事なく選手を支える側、グランドマネージャーとして自分の居場所を作り、選手以上に「甲子園に行く」と言う熱い気持ちを持って全力で選手を支えてる姿を見た時、涙が出ました。それと同時に誇らしく思えました。そんな息子へありがとう。この夏は一番熱い夏にしよう！
- 福岡県 43才 女性
- 外国人さんへ
- これは、私が電車に乗って、でかけようと思っていた時の話です。駅のホームで何やら困っている外国人さんがいました。そして私は思い切って話しかけました。その人は、わかりやすくゆっくりと「自分は、名古屋に行きたいです。」と言い、私は授業で学んだばかりの英語で何とか、教えてあげると、その人はカタコトの日本語で「ありがとう」と言い、名古屋に向かっていきました。しかし、感謝したいのは私も同じです。なぜなら、人助けをする気持ち良さ、そして他の国の人とつながるすばらしさを教えてくれたからです。なのでこの紙に気持ちを込めようと思います。「ありがとう」
- 愛知県 14才 男子
- かさをかしてくれたトラックのお兄さんへ
- 学校の帰りに、雨がふってきて私が雨にぬれながら帰っていたら、トラックのお兄さんが、わざわざとまってくれて、私に、かさをかしてくれた。私は、「いらない、だいじょうぶです。」といったけど、雨も強いしすごくぬれるからと、かさをかしてくれました。すごくうれしかったし、わざわざとまってまでかさをかしてくれて、やさしい人だなぁと思いました。トラックのお兄さん、かさをかしてくれてありがとうございました。私も、そんなやさしい人になりたいなぁと思いました。
- 愛知県 12才 女子
- 祖母へ
- 子どものときに母親が亡くなってから、僕のことを一生懸命に育ててくれてありがとう。僕の反抗期はとても大変だったと思うけど、老体に鞭打って僕に向き合って育ててもらったことをとても感謝しています。あなたから子どもを信じてあげることの大切さを学びました。たくさんの愛情を注いでもらったことが、今の僕の人格を形成しています。これからも健康で長生きしてほしいです。孝行させてね。
- 大阪府 28才 男性
- パパへ
- 娘は先天性の病気が悪化し、１歳８ヶ月の時に重い障害が残り身体が不自由になりました。この時から私達の時間は止まってしまいました。なかなか受け止められず前に進めない日々に何度も何度も泣いたよね。パパは仕事が終わると真っ先に帰って手伝ってくれたり、お休みの日は面倒をみてくれたり、家事をしてくれたりと少しでも私の負担を減らしてくれます。ここまできた道のりの中には、きっと計り知れない悔しさ悲しさがたくさんあったと思います。そしてこれからも続くかもしれません。そんな思いをさせてごめんね。でも私は辛い分だけ楽しい事もあると信じてます。パパいつもありがとう。
- 宮城県 43才 女性
- カレーのルーを作ってくれた人へ
- ぼくはカレーが大好きです。カレーをたべる毎にだれがこんな天才的なものを作ったんだろうとしばしば思います。だからぼくは、カレーのルーを作ってくれた人にかんしゃをしています。１０年後、２０年後もぼくはカレーが好きでしょう。そしてぼくはこの手紙を思いだします。その度に「ありがとう」と思うでしょう。カレーのルーを作ってくれた人に「ありがとう」と伝えたいと思っています。「本当にありがとう」の一言です。
- 愛知県 12才 男子
- キャンプを一緒にしたみんなへ
- 私は、４年生の時、ガールスカウトの活動でキャンプに行ったのですが、仲の良い友達もいないし、知っている人もいませんでした。ですが、当時５年生だったみんなが声をかけてくれました。あなた達のおかげで、今、６年生になってみんなに声をかけている私がいます。あなたたちがいて、本当に良かったです。いてくれて、ありがとう。私と出会ってくれて、ありがとう。声をかけてくれて、ありがとう。あなた達とすごした時間、本当に、楽しかったよ。
- 愛知県 11才 女子
- 母へ
- お母さんと一緒に暮らさなくなって10年。社会に出て10年。母一人子一人で育ててくれたお母さん。働く事の大変さ、働きながら、家の事、学校の事、休む暇なく頑張ってくれたお母さん。あの時には気づけなかった大変さ、辛さが自分がこの歳になって、あらためてわかる事が多いです。でもそんな強いお母さんの姿を見てきたから私も今頑張れています。心から、尊敬し、心から、大好きです。ありがとう。
- 埼玉県 30才 女性
- 飛行機のとなりの席の方へ
- 帰省のため子供が1歳になるぐらいの頃、二人で飛行機に乗った時のこと。離陸してすぐに大泣きし、なかなか泣き止まず周りからため息が聞こえる中、必死であやしていると、となりの席の年配の女性の方が「大丈夫？」と優しく声をかけていただき見守っていてくれました。さらに「お母さんもお疲れ様、一息ついて」とお菓子をいただきました。涙が出そうになるほど嬉しかったです。本当にありがとうございました。そんな我が子も今年から小学生になりました。今も帰省で毎年飛行機を利用します。同じように機内で子供が泣き止まず困っているお母さんを見かけますが、あの時の女性の方と同じように温かく見守っていきたいと思っています。
- 兵庫県 42才 女性
- おばあちゃんへ
- おばあちゃん、私を育ててくれてありがとう。私が小さい頃、仕事が忙しかった父と母の代わりに、おばあちゃんは私と弟の面倒をずっとみててくれたね。自分が母親になってやっと分かりました。小さな子供を毎日朝から晩までみることがどれだけ大変なことか!私もきっと、私の子供と同じように、わがままを言ったり、大声で泣いたりしていたのでしょう。それでも私の中には、にこにこと笑っている優しいおばあちゃんしかいないのです。きっと、私が気づかない所で沢山の我慢や努力をしてくれていたのだと思います。おばあちゃん。あなたのおかげで今の私があります。あなたがいたから、私は今こうして家庭を持ち、家族と穏やかに過ごせています。心から、心からありがとう。この夏、あなたのひ孫を連れて会いに行くね。
- 青森県 31才 女性
