- 担任の先生へ
- 新型コロナで学校が休校になりました。弟とおかしを作ったり、家族でラジオ体操をしたりしました。コロナにかからないように、手洗いもしっかりやりました。でも、やっぱり、学校に行きたい。お友だちに会いたい。そんな時、学校から電話がありました。「元気ですか。おうちで何していますか?」担任の先生の、いつもと同じ元気な声が聞けて、ものすごく嬉しかった。だから、お礼の手紙を書きました。何日かして、お返事が届きました。会えなくても、電話や手紙で先生とお話ができて、とても安心できました。お返事の手紙は大事にしまってあります。先生、電話をくれて、ありがとう。お返事を書いてくれて、ありがとう。
- 愛知県 9才 女子
- 電車内で居合わせた小さなお嬢さんへ
- 朝の満員電車にベビーカーに乗せた赤ちゃんと、3歳ぐらいのお子さんを連れたお母さんが乗ってこられ、私が下りる駅とお母さんが下りる駅が一緒で、ベビーカーを押してお母さんが下車されました。でも3歳ぐらいのお子さんが、電車と駅のホームの間の隙間が怖く、お母さんが「ピョンで飛んだら大丈夫」と声をかけるのですが、なかなか降りられなくて電車を降りたい人たちがザワザワし始めました。とっさに私がお子さんの手をつかみ一緒に電車を降りると、3歳のお子さんが私の顔を見上げて「ありがとう」と言ったのです。何かをしてもらったら「ありがとう」と言う、その一見、当たり前の言葉が満員電車での通勤で殺伐としている私の心をとても温かくしてくれました。こちらこそ「ありがとう」の力を教えてくれてありがとうね。かわいい小さなお嬢さん。
- 大阪府 40才 女性
- 長男へ
- わがままで自由奔放な弟の面倒をみてくれて、ありがとう。一緒にキャッチボールをしてくれて、ありがとう。一緒に大好きな釣りをしてくれて、ありがとう。一緒にお風呂に入ってくれて、ありがとう。いつも「お仕事がんばってねー!」って笑顔でお見送りをしてくれて、ありがとう。自分のベッドではまだ寂しくて寝れないからって、一緒に寝てくれてありがとう。忙しいお父さんの代わりに、お母さんや弟を守ってくれてありがとう。11歳になったあなたと、いつまでこうして一緒に過ごせるだろう。幸せな毎日を本当にありがとう・・・。これからも仕事がんばるよ。
- 愛知県 37才 男性
- 知らないお兄さんへ
- ぼくが夜、バッティングセンターに行って、ボールを打っていたらとなりのお兄さんが「おーナイスバッティング」と言ってくれました。そして自分が帰ろうとしたらとなりのお兄さんがホームランを打って、ぼくに「さっきナイスバッティングだったからこれあげる」と言ってホームランを打ったらもらえるジュースをくれました。その言葉が今でも頭の中からはなれなくて、自分もホームランを打った時にお兄さんの顔を思いだします。自分も大人になったら子どもにやさしくする人になりたいです。
- 愛知県 11才 男子
- 家族へ
- お母さん、生んでくれてありがとう!私は、生まれた時から体が弱くて、病気になりやすい体質でした。でも、ここまで生きられたのは、見守ってくれたお母さんやお父さん、そして家族のおかげです。何度も病気にかかり、心配かけてますよね。それは、ごめんなさい。でも、私のお母さんから生まれてきたからこそ、何かを見つけることができました。それは、生きる価値です。生きることは本当に大切だと感じました。何人の人も、病気や災害でお亡くなりになり、そこから生き残れた私は、運が良いとも言えます。でも、お亡くなりになった人たちは未来がもう、見えません。私は、これからも、お亡くなりになった人達や生きる価値を考えながら生きていきます。
- 愛知県 11才 女子
- 見知らぬ女子高生へ
- 弟の家から帰る時、玄関を出た所でバッグを自転車のカゴに入れて少し話をしてから車で近くの駅まで送ってもらい、お礼を言って別れた後バッグがない事に気付きました。「あっ、自転車のカゴに入れたままだった」と気付き連絡がしたいけどお金もないので困ったな、どうしよう。近くに女子高生がいたので、「お願いです、10円貸してください。」と頼みました。そしたらサーとテレカを出して「どうぞお使いください。」と手渡ししてくださいました。公衆電話で連絡を取りテレカを返して、すぐバッグが届きますのでお金でお返ししますと伝えたら、「結構です。」と離れていかれました。どこのどなたか分かりませんでしたが、ありがとうございました。10年位前の出来事です。感謝。
- 愛知県 82才 女性
- 自衛隊員(災害救援隊員)さんへ
- 日本に災害があるたびに嫌な顔ひとつ見せず、疲労の蓄積をも見せず、黙々と汗水たらしつつ救援してくださる自衛隊員の皆さんには本当に頭が下がります。危険な事も汚い仕事も重労働な事も多々あるのにです。いつもかけつけてくださり、働いてくださり、助けてくださり本当にありがとうございます。ご苦労様です。日本の国や土地に災害のない、自衛隊員さんの救援活動をしなくてもすむような日々が続くのを祈っている私です。皆さんも平凡に暮らせる日々に感謝しつつ、おかげ様と思いながら生きていきましょう。明日何があるかわからないんですもの…。日本に救援用の自衛隊があって良かったですね。ありがとう。
- 愛知県 63才 女性
- お母さんへ
- いつも洗たくや料理、掃除とすごく忙しいのに、私のことにも気をつかってくれてありがとう。私が5年生になったときから、看護師になるための勉強も始めたね。勉強も家のことにも忙しいのに、いつも「大丈夫」と言っているお母さん。そんなお母さんには、ありがとうの気持ちでいっぱいです。来年になれば、お母さんは朝早くから出かけて夜のおそい時間に帰ってくるような生活になると思います。だから自分にもできることをたくさんして、お母さんに少しでも多く、楽をさせてあげたいです。いつも私のことに気をつかってくれるお母さん、いつもありがとう。
- 愛知県 12才 女子
- 息子の先生へ
- 1年間ありがとうございました。学校に行けない息子を最後まであきらめずに向き合ってくださった担任の先生。たくさん話を聞いてくださり少しずつ行けるようになりました。「先生に会いに行く」という気持ちで、母の送迎なしで行くことも多くなり先生のおかげです。世の中には学校に行きたくても行けない子はたくさんいます。世の中の学校を1つずつ息子の先生がまわってくれたらきっと、きっとみ~んな幸せになると思います。「僕は幸せだ。○○先生がいっぱいいれば学校に行けないフリースクールの子も行けるようになるよね」と息子は母にそう言いました。自信をもって「そうだね」と母。すてきな先生に出会えて息子は幸せです。本当にありがとうございました。これからも心の中で見守っていてください。
- 愛知県 45才 女性
- 親切な人へ
- 私が前、今年の3学期末、コロナウイルスのえいきょうで学校が終わり荷物を持って帰らなければならなかった時、とつぜんの事で大きなふくろを持っていなかった私はとりあえず持っていたビニールぶくろなどにつめ、持って帰りました。ですがとても多い荷物は本当に大変で時々とまりながら運んでいた時に、知らないお姉さんが大きくじょうぶなふくろをくれました。おかげで楽になり、とても感謝しています。「ありがとうございます。」また、駅ののぼり階段で知らない子なのに荷物を運んでくれたお兄さん。「ありがとうございます。」この2人の親切な行動で私はとてもすくわれました。本当にありがとうございます。
- 愛知県 11才 女子