- 職場の先輩へ
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私が一番辛かった時期といえば、息子が中学1年の秋が始まりでした。突然学校へ行かなくなり、どうしたらよいものかとうろたえました。とても仲の良い双子の兄が居る弟は登校拒否になってしまいました。仕事を持っている私は家を出るギリギリの時間まで、なだめたり、叱ったり、なんとか登校させようと必死でした。怒りに手がでたこともありました。そうして息子を家に置いて、後ろ髪引かれる思いで泣きながら出勤していました。そんな私に同じ経験をもつ職場の先輩が、「どんな事も最後は笑い話になるから大丈夫。」と笑顔で言われ、肩の力が抜けたのを覚えています。それから息子の気持ちになって一緒に歩めるようになり、息子は兄と同じ大学を出て今では社会人となり頑張っております。先輩の言葉と笑顔に救われました。本当に今では笑い話となりました。ありがとうございました。
- 愛知県 55才 女性
- 銭湯のおやじさんへ
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週末に近くの銭湯に通っています。一時期軒数が減っていましたが、最近の温泉ブームのせいか、減少は止まったようです。私が通っている銭湯は町中としては珍しく、露天風呂があり気に入っています。ただ、番台のおやじさんが大変無愛想で帰る時に「ありがとう」の一言もありません。そこで、私は少し前からこちらから「ありがとう」と言って帰るようにしました。すると、はじめは「ああ。」とかいう返事でしたが、最近では向こうもしっかり「ありがとうございました。」と言ってくれるようになり、お湯上がりにより気持ちよく帰ることができるようになりました。そんなふうに心を開いてくれた銭湯の番台に座るおやじさんに「ありがとう」を贈ります。
- 愛知県 61才 男性
- 見守り隊のみなさんへ
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毎日雨の日も風の日も朝早くから、私たちを見守ってくださりありがとうございます。最近、不審者情報が多いなか、事故もなく、ゆうかいもなく登下校できたのは、見守り隊のみなさんのおかげです。見守り隊のみなさんが注意してくれたので、危険からも身を守ることができました。これからも注意されたときは素直に受け入れて命を守りたいと思います。また、友達やだれかが危ないことをしていたらやさしく注意します。私もこれからは、低学年の子が安心して登下校できるように見守ります。今まで本当にありがとうございました。これからもお体に気をつけてがんばってください。
- 愛知県 11才 女子
- 天国のおじいちゃんへ
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じいちゃん、元気にしていますか?じいちゃんが天国へ旅立ってもう2年が経ちましたね。高校2年生だった私は、学校の帰り道、行ける時はなるべく病院へ行くようにしていました。病室を開ける度に笑顔で迎えてくれ、細くなった腕で、おこづかいを渡してくれましたね。そんなじいちゃんが最後に家族へ残していった手紙。そこに「嬉しい時や辛い時、そんな時は空を見て下さい。いつでも私が見守っています。」と書いてありましたね。私はその言葉をいつも胸に、悲しくなった時や楽しい時、なにかに挑戦する時、必ず空を見ます。17年間、宝物のように可愛がってくれてありがとう。今は、会いたくてもすぐに会えない遠い存在になっちゃったけど、いつまでも、ずっと見守っていてね。
- 愛知県 19才 女性
- 職場の人達へ
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私は宿泊施設でパートとして働いています。今年3月に母を亡くし、悲しみから立ち直れず働く気も萎え、仕事を辞めようかと考えました。でも急に辞める事はできないと、とりあえず出勤しました。不思議な感じでした。一緒に仕事する人達の笑顔に励まされ、当分笑うことなんか出来ないと思っていたのに笑えたのです。母の姿と重なってしまうようなご年配のお客様に接する時は胸が熱くなりました。それは悲しみからではなく、頑張ろう!という思いの熱さです。仕事が私を元気にしてくれました。一緒に仕事をする仲間が前を向かせてくれました。「ありがとう」をみんなに言いたいです。
- 愛知県 60才 女性
- 私を見ていて下さる皆様へ
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私は、人と話すのが苦手です。私は、人と目を合わせるのが苦手です。私は、人を笑わせるのが苦手です。苦手なことばかりで、生きていることがとっても大変です。それなのに、私に、話しかけてくれる人がいます。私に、手を振ってくれる人がいます。私に、笑顔をくれる人がいます。みんなの何気ない行動が、私を救ってくれています。私を、生かしてくれています。心の底からありがとう。
- 愛知県 42才 女性
- 共に戦った野球部の仲間へ
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今まで、共に戦ってきてくれてありがとう。皆と出会ったのは中学一年生の春。良き先輩がいて熱心な先生がいてチームメイトの皆はこの野球部に入った時にすごく楽しみを感じたと思う。時には、仲間同士でも争いや辛い練習など様々な苦難があった。だけどミーティングなどをして自分達で解決に導いた時には力強い団結力のチームになっていたと思う。俺は先輩が引退した後キャプテンを引き受けたけどなかなかしっかりとチームをまとめられなかった。だけどチームメイトの皆の後押しがあってこその最高のチームができたと思う。これからは離ればなれになってしまうけど共に戦ったこの野球部での思い出をいつまでも覚えていてほしいと思う。皆本当にありがとう。
- 愛知県 14才 男子
- 街で出会った青年へ
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私が街の有料駐車場を利用した時のことです。その駐車場は、自分で駐車券を発券しなければなりませんでした。私は、操作方法がわからず、もたもたしていたところ、一人の男性がやって来ました。私は、男性を待たせるのは申し訳ないと思い、順番を譲りました。すると、その男性は、私に操作方法を丁寧に説明してくれました。そして、帰る際の精算方法までも教えてくれました。面倒だと思うことなく、困っている人を助けようとする、その優しさ、思いやりの心にふれられて、私の心はとても温かくなりました。助けていただき、ありがとうございました。
- 愛知県 34才 女性
- ばあばへ
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元気ですか?私は元気です。ばあばの家に行って、お買物に行った時に、アイスクリームやアクセサリーを買ってくれてありがとう。アイスクリームは、どれもすごくおいしかったし、アクセサリーもお出かけの時なんかに、よくつけているよ!!ばあばが前に作ってくれたハンバーグ、すっごーくおいしかったよ。今度、ばあばといっしょにタルト作りたいなあ。私タルト作った事ないから、おいしくできるかわからないけど、ばあばとなら、とってもおいしくできる気がする。また遊びにいくね、元気でね。
- 愛知県 11才 女子
- 同じ教室で一年間共に戦った仲間達へ
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思い返せば、笑っていたことより悩んでいたことの方が多かったけれど、あんなにも本気で皆がぶつかり合えたのは、誰もが本気で相手に接する、嘘のない関係だったからだと思います。卒業公演の後、男も女も関係なく、皆で抱き合って泣きました。一晩中思い出を語り合い、そして迎えた朝の光があまりにも綺麗で、今日世界が終わってもいいと思えるほどでした。不器用で、いつも失敗ばかりだった私の、たったひとつの自慢は、皆のような仲間に恵まれたことです。皆と本気でぶつかり合い、泣き、そして笑ったあの日々を忘れません。ありがとう。そして、皆の夢が叶いますように。
- 愛知県 25才 女性