- ママへ
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ママ、あのね、あーちゃんがドッチボールでよわくて、ぜんぜんなげれないし、とることもできなくて、しょんぼりだったとき、ママが「だいじょうぶだよ。」といってくれてすっごくうれしかったよ。ママがボールをかってくれて、ちょっとじょうずになったけど、もっともっとれんしゅうして、ドッチボールのかみになりたいよ。ママ、キャッチとなげれるれんしゅうをあーちゃんといっしょにしてくれて、ありがとう。あーちゃんがんばるね。
- 愛知県 7才 男子
- 息子へ
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昨晩、いつもの事だがほんの些細な事で息子に大説教した。もやもやした気持ちのまま、先ほど学校から帰ってきた彼をぶっきらぼうなおかえりで迎える。ランドセルから学校のプリントと共にこの「ありがとうを贈ろう」の応募用紙を出した。「書いてみよっかなー」「書きたきゃ、書けば?」何とも大人げない私、自己嫌悪。先の丸くなったちびい鉛筆でみるみる書き上げ、照れ臭そうにこちらに用紙を差し出してきた。宛先は、「お母さん」。産んでくれてありがとう、これから親孝行します、などなど・・・。涙を見せたくなくてつい、「漢字が少ないよ」だなんて、ああ、馬鹿だなぁ私。ありがとうは、貴方にこそふさわしい。生まれてきてくれて、ありがとう。
- 愛知県 38才 女性
- お母さんへ
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母は十年ほど前から認知症を患い、今ではもうほとんど何もわからなくなってしまいました。発症したばかりの頃、いろいろなことが出来なくなってゆく母を煩わしく思い、強く当たったこともありました。本人が一番辛く不安だったろうにと、当時の言動をとても悔やんでいます。現在、私は会社を辞め、父と共に母を在宅介護する毎日です。4才になる北海道犬のゴンも一緒です。母のうつろな瞳を見ていると涙が止まらず、つい「ごめんね」を繰り返してしまいますが、残された時間を大切に過ごそうと、前を向くようこころがけています。これからもよろしくね、お母さん。ありがとう、お母さん。
- 愛知県 52才 男性
- ありがとうを贈ろうのきかくしゃへ
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「ありがとうを贈ろう」を考えてくれてありがとうございます。この応募用紙には、「ありがとうは、365日」と書いてあります。自分はいつもお母さんには「母の日」、お父さんには「父の日」、おじいちゃんおばあちゃんには「敬老の日」に「ありがとう」と伝えると思っていました。でも、「ありがとうは365日」という文で、毎日「ありがとうの日」だとおしえてくれてありがとう。毎日は言えないと思うけど、1ケ月に1度言おうと思いました。本当にありがとうを伝える日を作ってくれてありがとうございます。ありがとうをもっといままでお世話になった人に言いたいと思います。
- 愛知県 12才 男子
- お母さんへ
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ありがとう!ありがとう!一日に何十回と母は言います。認知症を患い、物忘れの激しい九十才の母が、ニコニコしながら、デイサービスの人達に、接する人達に、私達家族にありがとう!の言葉を言ってくれます。母の心の中に、こんなにもありがとうの言葉が育っていたのかと思うと、母のやさしさに改めて感謝したい気持ちで胸があつくなります。ありがとうの言葉の温かさ、やさしさ、人の心を豊かにしてくれる大切さを母から教わる事が出来ました。人と人との心の潤滑油、ありがとうの言葉から笑顔が生まれる、そんな毎日です。お母さんのおかげで私達幸せです。
- 愛知県 68才 女性
- 娘へ
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「ありがとう」と「ごめんなさい」をきちんと言える人になりなさい。これは、私が、もうすぐ8才になる娘によく言うセリフ。娘は、ポロポロと涙を流しながら、すぐ「ママ、ごめんなさい。」と言う。私も、娘の寝顔を見ながら「怒りすぎて、ごめんね。」私たちは、お互いに「ごめんなさい」ばかり。あなたが産まれたばかりのころは、毎日が「ありがとう」だったのに。「ママのところに産まれてきてくれて、ありがとう。」今でもこの気持ちは変わっていないのに、いつの間にか私はあなたへ「ありがとう」をきちんと伝えていなかった。そうだ、明日の朝からは、「ごめんなさい」よりも「ありがとう」にしよう。小さなことでいい。たくさん伝えよう。「ごめんなさい」も大切だけど、あなたには、「ありがとう」をたくさん言える人になって欲しいから。
- 愛知県 36才 女性
- お母さんへ
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お母さんが朝からお出かけして1日家にいなかった時、私はとても長い1日だと感じました。朝は、お母さんの気分になって楽しく洗濯物を干していたけれど、午後になって、夜ご飯のことやおふろの掃除・洗濯物を取り込むことを考えると、テレビを見てのんびりしている場合ではなくなってきました。私は、家のお手伝いをたくさんしていると思っていたけれど、お母さんのやっている家事の一部分にしかなっていないということに気がつきました。ふだんあたりまえのようにお母さんにやってもらっていたことも、感謝の気持ちをもって心から「ありがとう」と伝えたいです。お母さん、いつも、ありがとう。
- 愛知県 11才 女子
- オジサンへ
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毎日、通勤時に通る矢田川河川敷。雨の日も風の日も、どんな日でも同じ時間に60代位のオジサンと出合います。オジサンはラジオを聴きながら、ごみ袋とトングを持ち、河川敷のゴミ拾いをしています。朝は通勤や通学、中高生の活動の朝練等でにぎわっています。夕方には犬の散歩や少年サッカーの練習、子供達の遊び場となり、景色もいい散歩コースや憩いの場所となっている河川敷。1日中多くの人が利用するこの場所を朝、綺麗にしてくれています。その姿に接し、多くの人達が気持ちよく過ごさせて頂いている事に、いつか足を止めて伝えたいです。「毎朝、矢田川河川敷をきれいにしてくれてありがとうございます。」と。
- 愛知県 58才 男性
- お母さんへ
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ぼくの母は、シングルマザーです。ぼくが3さいの時、父をなくしました。母は、それから、かんご学校に入り、一生けん命勉強していました。そして、ついにかんごしになりました。母は、仕事に行くようになり、毎ばんおそくかえって来るのが多くなり、つかれてかえって来る母の顔を見ると、いつもぼくたちのために、はたらいて、やしなってくれているんだなと、ありがとうの気持ちがあふれでてきます。仕事でやきん明けの時、ぼくがやっている野球を見に来て、見守ってくれます。ふつうの休みの日も来てくれますが、やきん明けの日に来ると、つかれているのにいいのかなと、思います。ごはんを作ってくれる分、生活ひ、学ひを、はらってくれる分、とびっきりのホームランで返したいです。
- 愛知県 10才 男子
- パパへ
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毎日、夜中から仕事に出掛け、夕方に帰ってくるパパ。お仕事お疲れ様。友達みたいに何でも話せるパパが大好きだよ。悩んでいるとき、話を聞いてくれたり、困っているとき、助けてくれたり。本当にありがとう。何でも一人でできちゃうパパは誰よりもかっこいい。父子家庭になり、本当は大変でさみしいのに、強がっているところも、嫌なことでも率先してやるところも、なんだかんだ私と妹のことが大好きなところも私は全部わかっているよ。いつも疲れているのにご飯を作ってくれたり、洗濯をしてくれたり、普段は恥ずかしくて言えないけど感謝しています。ありがとう。これからも自慢のパパでいてね。もし結婚するならパパみたいな人と結婚するつもり。でもまだまだお嫁にいく気はないから、もうちょっとだけ甘えさせてね。
- 愛知県 18才 女性