ありがとうを贈ろう。

ありがとうの本2012

絆創造業 平安閣グループ

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お母さんへ
「あなたは私の宝物よ。」お母さんはたまにこの言葉を口にしますね。幼い頃も、そして30代になった私にも。私は何だかくすぐったくて、今までその言葉に対して返事ができませんでした。専業主婦だったお母さんは、物心ついてからずっと私のそばで、時間を割いて沢山の美味しい料理を作り、沢山の笑顔で私を育ててくれましたね。大学を卒業して九州から上京し13年。距離は離れてしまいましたが、今もやっぱり誰より私のことを気にかけてくれていること、いつも心で感じています。ありがとう。そんな私も、今年の夏には初めての長女が誕生します。お母さんのように、海のような広い愛情で、私も娘を包んでいきたいと思っています。そして娘にも同じ言葉をかけてあげますね。あなたは私の宝物よ、と。
東京都 35才 女性
中学時代の部活の顧問へ
中学時代に先生に出会えたことが、本当に幸せなことだったと思います。今でも音楽を続けていること、努力をすること、人との協調性を身につけられたこと、数えられないくらいのことを教わったと思っています。私の3年間は部活の思い出でいっぱいです。今だからわかることですが、先生は私たちのために自分の家庭や生活を犠牲にしてくれていました。本当に感謝しています。厳しいことを言われた日もあったでしょうが、それよりも楽しかった日のことばかりを思い出します。それも、先生がそんな空気を作ってくれたからだと思います。いつまでもお元気で、音楽を続けていてくれると嬉しいです。私も一生音楽からは離れられないと思います。
愛知県 29才 女性
妻へ
「いつもありがとう。」と妻に対して言う。こんな簡単なことが、若い時と比べて年齢を重ねてくると、面と向かって言うのが恥ずかしくなってきました。しかし、そんな妻が突然の入院。ベッドに横たわる横顔を見て妻に一言「一人だと何もできなくて困ったもんだよ。」と照れながら話しかけました。でも、結局はありがとうという言葉は発せずじまい。こんな簡単な言葉なのに、口に出して言うのがいかに難しいことか、この時よくわかりました。翌日もお見舞いに行った私は意を決して真正面から「いつもありがとうな。」と小さな声で話しかけると、妻は小さな声で「いいえ、どういたしまして。」こんなに心が和んだ瞬間はありませんでした。
兵庫県 47才 男性
友人へ
「私達の家族円満の秘訣はどんな小さなことにも『ありがとう』って言うことなの。」これは「うち、最近うまくいってなくて・・・。」とこぼした時の友人の言葉です。今まで私達家族の口から「ありがとう」が出ることは皆無に等しいものでした。ある日私は勇気を振り絞って夫に「ありがとう」と言ってみました。一回言ったら次の勇気は半分、次はまた半分・・・と気づけば「ありがとう」を当たり前に言っている私がいました。そしてある日ついに夫から「ありがとう」が!!夫も一度言ったら勇気が持てたのか今では生活の中に「ありがとう」が溶け込み、それと共に家庭が居心地の良い場所になりました。「ありがとう」は魔法の言葉。大切なことを教えてくれた友人に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。
愛知県 50才 女性
父へ
初めてのアルバイトを経験して知る。お金を稼ぐことの大変さを。就職活動をしている今になって知る。仕事をしている人たちのかっこよさを。父親が稼いできたお金でご飯を食べ、服を買ってもらい、旅行に連れて行ってもらうことを当然のことと思っていた。それが父親という役割なのだと勘違いをしていた。4人家族を支えることは容易ではない。そんな間違った認識をしている人はたくさんいるのではないだろうか。しかし、この社会で生きていればそれに気づくときはきっとやってくるだろう。私たちは父親の血と汗によって育まれてきたことを。面と向かって言うのは少し恥ずかしいが、父よありがとう。誰よりも尊敬しています。
神奈川県 21才 男性
お婆ちゃんへ
子供の頃お婆ちゃんっ子でいつも近くに居て沢山面倒見てくれたのに、反抗期になって酷い言葉沢山かけてごめんね。アルツハイマーが始まってその病気を知らなかった時は更に酷い事沢山言ったと思う。孤立させちゃってすごく寂しかっただろうなといつも反省してます。病院に見舞いに行った時、大好きと言いたかったけど、直接口にして言うのは照れくさくて、紙に書いて見せたら、ボケてるはずなのに涙ポロポロ流してたよね。ありがとうとごめんねを言いたくて、何度も何度も言いかけて、素直になれなくて言葉をのんだ。感謝の気持ち、大切な家族って言いたかった言葉、ちゃんと伝える前に天国へ行ってしまったけど、若すぎて言えなかった事も大人になった今は言えるので、天国で逢えたら感謝の気持ちを沢山伝えたいです。
愛知県 25才 女性
結婚する彼女へ
付き合って何年になるかな?学生の時からずっと一緒だったね。そのまま社会人になってお互い仕事が忙しくても二人とも今までと変わらず頑張ったね。でもある日僕が仕事でうまくいかず君に強く当たってしまった時、君は少し涙を浮かべて「ごめんね、大変なの気づかんと・・・。」そう言って家を出て行った。次の日の朝、僕が起きる前に家に来て朝ごはんとお弁当を作ってくれてて「私にはこれくらいしかできないけど貴方の為なら何でもできる。」そう言ってくれた時、自分の未熟さと同時に君のありがたさが改めてわかったよ。泣きながら朝ごはんを食べた後プロポーズしたら君も泣きながら頷いてくれたね。僕が今までも、そしてこれからも頑張れるのは君のおかげだよ、ありがとう。
奈良県 24才 男性
中学時代の先生へ
中学三年の春。部活動の大きな大会を控えていた僕だったが、大会の一週間前に大怪我をしてしまい手術をする事になった。もちろん大会にも出られず、手術後も中学最後の体育祭や遠足など多くの事を棒に振った。そんな僕がリハビリ生活を終え六ヶ月ぶりにグラウンドに帰ってきた時、先生がこうおっしゃった。「今まで我慢した事をこれから思いっきり取り返しなさい。あなたはまだ始まったばかりの人間です。」今僕は高校でサッカーを続けている。中学の時、我慢したサッカーを思いっきり楽しむために。先生の言葉が支えになってます。先生ありがとう。
愛媛県 16才 男性
天国にいるお父さんへ
世界中のどこへでも旅することができる時代なのに、お父さんのいる場所へは、どうやったって辿りつけないんですね。世界中のどこにいても一瞬でつながれる機械があるのに、お父さんのいる場所へは、電波は届いてくれないんですね。声が届く場所にいてくれたうちに、ちゃんと伝えておけばよかったと、後悔してばかりでした。だからこそ、どんな些細なことにでも、ありがとうと言うようになりました。そうやってありがとうを重ねていけば、いつか、あの時伝えられなかった「ありがとう」が、お父さんのもとに届くでしょうか。私は今日も元気です。ありがとう。
愛媛県 22才 女性
通勤時にすれ違う小学生の君達へ
毎朝、通勤途中にすれ違う小学生の君達、とびっきりの笑顔をいつもありがとう。その笑顔がおじさんの元気の源になっています。どれだけその笑顔に救われてきたか。毎年3月に6年生が卒業し、4月にピカピカの1年生が入学してきても、その笑顔が変わる事はありません。その笑顔が変わらない社会になるように、おじさんも微力ながら頑張るから、これからもよろしくね。
愛知県 53才 男性
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