- 応援してくれたすべての人へ
- 今、受験が終わりました。くるしいこと、つらいことばかりの半年間でした。だけど、塾に行かせてくれた父、毎日おいしいごはんを作ってくれた母、私の分まで家事をこなしてくれた弟たち。ふらりと会いに行ったとき、いつでも温かい言葉をかけてくれた友達。一人で生きてきたと思っていた15年。こんなにもたくさんの人に支えられていたんだね。この半年で、そのことに気がつきました。私にとって、大きく成長し、大人になった半年になりました。結果がでる1週間後、私が笑っていたら、それは今まで私を応援してくれたすべての人がいたからです。ありがとう。
- 愛知県 15才 女子
- 二人の息子へ
- 私は10才から聴覚障がい者。でも結婚もして子供も産まれた。子供が後ろから呼んでも聞こえずに悲しませた。電話の訓練を3才からさせた。小学生になると外出先で父親がいない時は代わりに聞いてくれる。クラスの子に私の障がいをからかわれて泣いて帰って来ることもあった。母親として、人間として自信を失くした日が続いた。でも、私も私の子供も負けずギライ!「障がいが何?ちゃんとお母さんしてるよ!」と言ってくれた息子達。あなた達のおかげで毎日元気になれます。私のもとに産まれて来てくれてありがとう!
- 愛知県 41才 女性
- 妻へ
- 早いもので、あなたが天国へ旅立って4年が経ちました。あなたが大切に育ててくれた二人の娘。立派な女性になりましたよ。姉は、今年の4月から社会人となり、立派に働いてます。どんなに疲れても、苦しくても、必死に頑張ってます。妹は、いよいよ受験です。夜遅くまで頑張って勉強しています。二人ともあなたの性格そっくりです。一緒に二人のこと、見守っていきましょう。素敵な二人の娘、産んでくれてありがとう。今まで、立派に育ててくれてありがとう。いつも空の上から見守ってくれてありがとう。
- 愛知県 55才 男性
- おばあちゃんへ
- 私の家にはいつもおばあちゃんがいます。私はおばあちゃんと過ごす時間が長いため、よくおばあちゃんに、はんこうしてしまいます。細かいことでおこったりしてしまいます。だけど、本当は仲良くしたいのです。そんなことをしていても、おばあちゃんはやさしくしてくれます。いやなことがあったりすると話を聞いてくれたり、いつもはんこうしていても、家事をやってくれます。どんなときでも、一番近くにいてくれるのはおばあちゃんでした。ある日、おばあちゃんに感謝の気持ちを伝えてみました。そんなときでもやさしく「ありがとう。」と言ってくれました。私は、そんなおばあちゃんが、大切なそんざいだと思いました。いつか、恩返しをしてあげたいです。
- 愛知県 11才 女子
- 近所のスーパーのレジの方へ
- 私が長男の手を引き、次男を抱っこしながら近所のスーパーで買い物をしている時でした。会計時、重いレジかごを持ち上げる事ができず、困っていると、長男がトイレに行きたいと言い出したのです。レジには長蛇の列…するとレジの方が私に「商品をお預かりしますので、どうぞトイレに行ってきてください。」とレジかごを受け取ってくれました。無事トイレから戻ると、速やかに会計をしてくださり、荷造り台まで運んでくださいました。お礼を言うと「お母さん、頑張ってますね!」と一言。家族からも言われた事の無い一言に涙が出そうでした。明日からも家事育児を頑張ろうと思えた一言を言ってくださった店員さん。母親としての自信が持てました!ありがとうございます。
- 神奈川県 38才 女性
- 娘へ
- いつもあなたにはビックリしますね。私の言動で「ママ、会社で何かあった?」と聞かれ「何も無いよ。」って言ったら「こっち向いて。」と言われ、満面の笑みで「ママ、笑って。」と言われました。心の中を見透かされてるみたいでした。見ていないようで、すごく見ているんですね。高校受験を控え自分の事で一杯一杯だと思っていたのに…。言葉で「ありがとう」とは言えなかったけど、本当に「ありがとう」。人の事を想いやれる子に育ってくれてありがとうね。あなたが何か悩んでいる時には少しでも心が軽くなれるような言葉を言えればいいな。これからもよろしくね。
- 愛知県 53才 女性
- お母さんへ
- お母さん、2年前の6月に僕は救急車で運ばれました。わずか1時間足らずで呼吸困難に陥ったあの日。僕は東京、母は大阪。連絡先を伝えることも出来ず緊急手術になったあの日。財布に残っていた1か月前にたまたま送った母の日のお花の配送伝票。そこからあなた宛に電報を送れたと聞きました。今まで迷惑をかけて心配をかけてごめんなさい。手術から2日後、目を覚ました時あなたは隣にいてくれましたね。意識の片隅で涙が出たのを覚えています。今まで生きて来た中で一番あったかい涙。泣けること、話せること、そして笑えること。こんな当たり前のことに幸せを感じられます。お母さんありがとう。
- 東京都 40才 男性
- 先生へ
- 私はN先生と出会って何もかも変わった。1年前、夏のことだった。クラスでいつも明るく生活していた私に、ある物が現れた。百人一首だ。燃え上がってしまった私は、何回も優勝した。そうして毎日練習していると、周りにはたくさんの花が咲いていた。情熱の花。笑顔の花。こうしてたくさんの人と固いきずなで結ばれた。これを全部全部くれたのは先生。先生がいてくれたから楽しかった。そしてとうとう別れの日。その時、先生の涙が教室のじゅうたんにしみこんだ。悲し涙を流した先生に、とてもうれしかったんだよ。これが私の中のありがとうがたくさんつまった宝物です。ありがとう先生。ありがとうクラスのみんな。
- 愛知県 11才 女子
- 助けてくださった方へ
- 2017年8月17日の朝、脳出血を起こして路で倒れた私に気づいて、即、携帯で救急車を呼び、共に救急車に乗り添い、看護師さんの「手当てが早かったので、10日程の入院で助かる。」という言葉を聞き取った後、ホッと安堵の表情を浮かべて、名も告げずに立ち去って行かれた方。本当に心から感謝し、厚く御礼を申し上げます。あのまま放置されていたら、どんどん脳内での出血がひどくなり、死亡していたそうで…。たいそう暑い中を救急車が来てくださる迄、佇んで見守り続けていてくださったことにも、大変嬉しく、かたじけない気持ちで一杯です。一生忘れられない、一生の内で、一番良い思い出です。60才代程の男性の方。夏帽子が非常に似合っていらした方…。
- 愛知県 57才 女性
- マンションの管理人さんへ
- 今住むマンションに引越してきた時にいらした管理人さんへ「ありがとう」です。長男は小学校入学前で、同じ学年同士が顔を合わせるのは大事だからと子ども達を引き合わせてくれました。登下校時には温かい声かけで見守っていただきました。生物好きな長男にカマキリの卵のついた枝をくれふ化を観察させてくれたり、七夕の時期、ロビーに大きな笹を設置し子ども達に願い事を書かせてくれました。沢山のふれあいの中、5年を経て管理人さんが事情により退職されることに。長男は、自ら管理人室のドアをたたき涙目で「ありがとうございました。」と伝えにいったそうです。私は知らなかったのですが管理人さんがきかせてくれました。長男の心にはキラキラした小学生生活の思い出として残り続けることでしょう。
- 愛知県 51才 女性