- 見知らぬ親切な人へ
- 十数年前の大雪の日。電車が全てストップし、長時間凍えながらタクシーの列に並んでいたとき、タクシー乗り場にワンボックスの乗用車が止まり「◯◯方面へ行く人いたら、乗っけてあげるよ。」と、並んでいる列に声をかけてくれたおじさんがいました。助手席に自分と同じ年代くらいの女性が座っていたので、多分この方はお嬢さんを迎えにきたんだろうととっさに判断し、何より寒さで限界だったので「わたし、そっち方面です!」と叫んで乗せてもらうことに。1万円払ってもいいくらいの気持ちでいましたが、そのおじさんはお金を受け取らず、名前も名乗らず。無理にでも聞かなかったことを後悔しています。あのときは本当にありがとうございました。
- 東京都 35才 女性
- 母へ
- 周りに馴染めず、中学校に行けなかった私を「無理に行かなくていいよ。」と認めてくれてありがとう。学校に行かない間、色んなところにドライブして連れていってくれたよね。見たことなかったものを見るのはとても楽しくて世界が広がった。「健康で楽しく暮らしていければいいんだよ。やりたいことをやりな。」入院したり、つらい時期もあったけど、その言葉に支えられて、今やりたいことに挑戦できていて、つらい時も「お母さんにいつか孫を見せてあげたい!」という思いで生きているよ。不安定な私は迷惑をかけてばかりなのに、お母さんだってつらいはずなのに。いつも私のことを考えてくれて、応援してくれてありがとう。これからもよろしくね。生きて大人になるから!
- 北海道 16才 女性
- 小学校からの友人へ
- 朝から気持ち悪くて、無理して学校に行った日。休み時間にだるくて吐きそうだったから、フラフラになりながらトイレに向かった。そしたらトイレは目の前なのに、あと1歩遅くて廊下で吐いてしまった。みんなは気持ち悪いからと遠巻きで見てるだけなのに、あなたはすぐに駆けつけてきて「大丈夫?」と背中をさすりながら声をかけてくれた。さらに急いで先生を呼びに行ってくれた。帰った後も連絡物を届けに来てくれた。あなたは覚えてないかもしれないけどすっごく嬉しかった!これからあなたのように、私みたいに困っている人がいたら全力でサポートしていくよ!今までも、これからも、ありがとう!
- 愛知県 14才 女子
- 主人へ
- 昨年受けた乳がん検診で初期の乳がんだと診断されました。初期とはいえ「がん」という2文字に大きなショックを受け、目の前が真っ暗になり、何もしたくない、する気が起こらない日々が何か月も続きました。やりきれない気持ちを主人にぶつけては泣くの繰り返しで、その度に主人は黙って私が泣き止むまで傍にいてくれました。何か言葉をかけてくれるわけではなかったけれど、傍にいてくれることがこんなにも救われることなのかと、主人の存在の大きさを改めて実感しました。どん底にいた私を救ってくれてありがとう。主人がいなかったら今も私は塞ぎ込んでいただろうと思います。前向きに生きる勇気を与えてくれた主人に心から感謝しています。
- 福岡県 36才 女性
- おばあちゃんへ
- おばあちゃんいつもありがとう。ママとパパは仕事をしていて、いつもかえってくるのがおそいけど、おばあちゃんがいっしょにいてくれるから大丈夫だよ。この前、お母さんが急にお仕事に行かないといけなくて私はおばあちゃんに電話したよね。そしたら、おばあちゃんはやさしく「大丈夫、大丈夫。」って言ってくれて、とても安心したし、とてもうれしかったよ。私が生まれた時からずっといっしょにいてくれてありがとう。いつも習い事のおくりむかえをしてくれてありがとう。いろんな所につれて行ってくれてありがとう。お母さんのかえりがおそい日にご飯をつくってくれてありがとう。たくさんの思い出をありがとう。本当に感謝しています。これからもよろしくね。体に気を付けてね。大大大好きだよ。
- 愛知県 11才 女子
- 妻と娘へ
- 結婚して家を出た娘が遊びに帰ってきました。カミさんの作る昼ごはんをおいしそうに食べながら「こうやって座ってるだけで、ごはんが出てくることって、めちゃくちゃ幸せだったんだね。」と言いました。今頃気づいたのかと私。「お父さんなんて、昔からお母さんに毎日ありがとうって言ってるよ。」と言うとカミさんが笑いました。料理を作ってくれるカミさんも、それが幸せだって笑う娘がいることも、私にとっては最高のありがとうだなあと、毎日感謝しています。
- 愛知県 54才 男性
- 学校の調理員さんへ
- いつも、僕たちの健康を考えて給食を作ってくれてありがとうございます。調理員さんが作る給食はとてもおいしいです。それに食べていても楽しいし、うれしいです。こんなに、おいしいものを食べさせてもらって、僕は幸せです。それに僕たちが食べたあとの食器を洗ったりしてくれてありがとうございます。僕のきらいな野菜が出ても、おいしく食べられます。僕の好きなお肉が、いつもの倍おいしく食べられます。毎日、給食が出るのを楽しみにしています。いつも、おいしい給食を作ってくれてありがとうございます。
- 愛知県 12才 男子
- 小さいパパへ
- パパが愛知県に転勤が決まり単身赴任し、家族4人から3人での生活になり、もう3年目になりました。転勤が決まったとき、下の子はまだ3歳。あなたは小2でしたね。いつも遊んでくれていたパパがいなくなり、寂しいはずなのに、毎日のようにお手伝いをしたり、弟の面倒をみたり遊び相手にもなってくれましたね。この間、お母さんが仕事で留守のとき、台風で自転車が風に飛ばされないようにと、紐でしっかりとくくりつけてくれていたときはビックリしました。いつの間にか成長し、パパの代わりに頑張ってくれているんだと涙がでてきました。自分だってまだ、時には甘えたりしたいだろうと思うのに、いつの間にか当たり前のようになり、ありがとうと言わなくなってしまったけど、心から感謝しています。ほんとにいつもありがとう、小さなパパ。
- 宮崎県 35才 女性
- パトロールのおじさんへ
- いつもありがとうございます。ぼくたちの安全をまず第一に考えてくれたり、雨の日もかさをさして守ってくれたりしてありがとうございます。今こうして安心して学校に来られるのは、おじさんがいるからです。学校へ行く日でおじさんを見なかったことはありません。こしが痛いときも笑顔で見送り、ぼくたちを守ってくれました。そして、ぼくたちを優先してパトロールをしてくれています。わすれ物をしてすごくおくれた時も、家からまた来てくれて、最後の一人として守ってくれました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
- 愛知県 11才 男子
- 妹と弟へ
- 私には妹と弟がいます。三人きょうだいで私が一番上なのです。いつも私がイライラして二人にやつあたりしてしまうことがあります。でもいつもなかなかあやまれなくて、毎日がすぎていきます。でも思いきって「いつもやつあたりしてごめんね。」と私が二人に言ったら「え?そんなこと気にしてないよ。」と言ってくれました。私はおどろきました。そしたら妹が「逆に感しゃしてるよ。勉強おしえてくれたり、やさしい時はとってもやさしいし、いつもありがとう。」と言ってくれて、私は妹と弟がこんなふうに思ってくれているなんて、とってもうれしいと思いました。「私のことをそんなふうに思ってくれてたんだね。ありがとう。」と私は言いました。
- 愛知県 12才 女子