- 駅員さんへ
- 車イス生活なので、電車に乗る時は、いつも駅員さんのお世話になっています。混む時間帯はいつもさけているのですが、先日の通院時にけっこう混んでいて、ドアの所まで移動はしたものの降りられず、その時に視線の合った若い女性が「みんなで車イスをつって降ろしてあげませんか?」と声をかけてくれたのです。後ろにいた人たちもその気になって動いてくれているようでした。「一応駅員さんにはお願いはしてあるんですけど…。」と話していると「遅くなってすみませ~ん。」と駅員さんが汗だくでかけつけてくれたのです。多分発車は少し遅れたと思います。それでも、みなさんにこやかに見送ってくれて、本当にありがたかったです。駅員さん、いつも忙しい中ありがとうございます。いつも見守ってくださる車内の方々にも感謝です。
- 愛知県 60才 女性
- お父さんへ
- お父さん。いつも無視したり、冷たく接したりしてごめんね。お父さんは仕事で疲れてるのに「うるさい。」とか「じゃま。」とか、ひどいことばっかり言って、本当にごめん。いつもスマホをさわってたり、寝てたり、文句を言っちゃったりして、迷わくだよね。こんな私がいると余計にストレスが溜まっちゃうと思う。だからこれからは、いっぱいしゃべって、いっぱい「ありがとう」を言っていきたいなと思っています。本当は優しくて努力家なお父さん。お父さんは私のあこがれです。これからもずっと私のお手本でいてね。いつも本当にごめん。そして本当に本当にありがとう。
- 愛知県 12才 女子
- 園児達へ
- 身体を痛めたある日。ぎっくり腰かと思う激痛。動けず。もちろん仕事を休まざるを得ませんでした。その日は休み、次の日も休もうかと思ったのですが、人手不足のため午前中だけ出勤。痛みに耐え、子どもたちに心配されながら仕事をしました。少し痛みが和らいだ次の日、クラスの子が自宅から絆創膏を持ってきてくれました。その次の日は道端に咲いたお花。優しい気持ちにうるっとしていると、他の子がティッシュペーパーを持ってきてくれました。そんな優しい優しい気持ちにありがとう。今、絆創膏とお花は私のお守りです。
- 宮城県 25才 女性
- おかあさんへ
- おかあさんは、わたしをうむときに、しんぞうがとまって、たいへんだったとききました。いのちをかけてうんだんだよと、おとうさんからいわれました。おかあさんは、おこりんぼうで、わたしとよくけんかをします。でもうまれてきてくれてありがとうといって、わたしをだっこしてくれます。おしごとをして、せんたくをして、ごはんをつくって、いぬのさんぽをして、いつもいそがしそうなおかあさん。わたしがおてつだいすると、すごくよろこんでくれます。びっくりしたのが、おかあさんのちいさいころのしゃしんが、わたしにそっくりだったことです。わたしもおかあさんのように、だいすきなおとうさんみたいなひとと、しあわせになりたいな。おかあさんみたいにおこりんぼうになるかな。
- 愛知県 6才 女子
- 電車の中の若い彼へ
- 私の父は、体格も大きくシッカリした足取りなのですが、血液のガンで余命宣告をされています。輸血をしないといずれ命尽きてしまう病気で、現在は4日に1度、病院で輸血を施してもらっています。そんな通院の電車内で、席を譲ってくださるのは、いつでも若者。ヘルプマークの札に気づくと、何も言わず照れくさそうに席を譲ってくださいます。父と私が「ありがとう。」と言うと、照れたように笑顔を作って「お大事に。」なんて声をかけてくれる方も。見ず知らずの方だけど、毎回違う若者だけど、みなさん、ヘルプマークを知っていてくださり、本当にありがとうございます。父は明日から、タクシー通院に切り替えますが、皆様のご親切、忘れません。
- 東京都 48才 女性
- パパとママへ
- 正直おこるママもパパもきらい。なあんにも知らないのにおこるし、全部私のせいにするもん。でも、ママもパパも私のことを思ってしかってくれている。私を大切にしてくれている行動なんだってことを思うと、しかられている時も、なんか、うれしくなっちゃう。ママは、生んでくれてありがとう。パパは、みんなのために必死に働いてくれてありがとう。私も「ありがとう」っていってもらえるような子になるために一生懸命がんばる。本当にありがとう。そして大好きだよ。
- 愛知県 11才 女子
- 長男の嫁へ
- お父さんが大腸ガン告知を受けた時は驚きましたね。今まで一度も入院したことのない健康なお父さんへの、突然のガン告知。長男もその嫁であるあなたも、本当にびっくりしましたね。今回のことでは大変感謝しています。それはあなたが夜中遅くまで千羽鶴を、心を込めて折ってくれたことです。どんなにか眠かったことでしょう。どんなにか指が痛かったことでしょう。千羽鶴を手術日までの慌しい時間内に折り上げて、病院へ届けてくれたことです。お陰さまでお父さんは退院後、元通りの生活を続けられています。本当にありがとう。心を込めてあなたに「ありがとう」を言います。
- 愛知県 73才 女性
- 近所に住むおばちゃんへ
- 毎朝出勤時にすれ違う近所のおばちゃん。いつも元気に、明るい笑顔で挨拶してくれます。「おはようございます。いってらっしゃい。」「おはようございます。いってきます。」たったそれだけの会話だけど、すごく元気が出ます。よし、今日も頑張ろうという気持ちにさせてくれます。言葉には出来ないけれど、いつも思っています。ありがとう。
- 広島県 24才 女性
- 中学生の時の先生へ
- 私は、去年とても不安で悩んでいました。その理由は受験です。私はとても成績が悪くて、テストの点数もとても悪くて、受験に受かるか不安でした。そんな時に、私に勉強で分からない所を教えてくれたり、私が進路について悩んでいる時に真剣に相談にのってくれたのが、私の恩師でもある中学校の先生です。先生のおかげで勉強が分かってきて、私が目指している高校に向かって一歩ふみ出せた気がしました。そして受験当日、先生が高校の門に立っていて私に「今までやってきた通りにすればいい。」と言って私の背中を押してくれました。私は勇気が出て何とか受験が終わって安心しました。そして結果は受かっていました。今でも嬉しい気持ちは忘れません。今の私があるのは先生のおかげです。感謝しています。
- 大阪府 15才 女性
- 父へ
- 頑固で気難しい父親。孫達が増えていく度に、今では携帯の写真は孫だらけ。駄目なものはダメと躾には厳しかった父親だったが、孫が自閉症と分かると沢山勉強してくれました。自閉症特有の行動なども理解してくれ、温かくそして優しく接してくれます。理解のない人にはカチンとしながらも「俺の立派な優しい孫だ!」と声を大にして言ってくれます。何より、私のことを「こんな大変な子を育てられるのはお前だけだよ。よく頑張ってる。」と言ってくれます。涙が沢山出てきました。お父さん、ありがとう。お父さんの厳しい躾のおかげで、母親になった今、強い心をもって芯を曲げず子育てが出来ています。本当にありがとう。やっぱり大好き。
- 岩手県 36才 女性