ありがとうを贈ろう。

ありがとうの本2016

絆創造業 平安閣グループ

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おじいちゃんへ
そっちへは、たまにしか行けないけど、とびらを開ければ「よく来たね。」や「いらっしゃい。」とあたたかい笑顔でむかえてくれる。いろいろな所へ連れていってくれる。でもありがとうの一言がてれくさくてなかなか言えなくて。ある日、おじいちゃんがたおれたって聞いてせめてありがとうの一言が言えたらと、ひどく後かいした。でもおじいちゃんは、体は弱くなったものの生きていた。うれしくてうれしくて、もうあんな思いはしたくないから、その日以来「ありがとう。」と言えるようになった。はずかしいなんて思わなくなった。かん謝の気持ちさえ伝えられない自分のほうが何倍もはずかしいと思った。だからこれからは、何度でも言います。ありがとう。
愛知県 11才 女子
水色の車のおじさんへ
私の住む街は、街の中心に川が通っています。その河川敷で毎日犬の散歩をします。朝の散歩の時、一人の男性がゴミばさみとゴミ袋を持ってゴミを拾ってみえます。車で移動しながらあちこちの河川敷のゴミを拾ってみえます。毎日毎日。そして「おはようございます。」と、とてもいい笑顔で挨拶もしてくださいます。先日も連休明けのせいかゴミがとても多く「ほら、こんなに。」といつもの笑顔でニコニコしながらゴミ袋を見せてくださいました。申し訳ないやら恥ずかしいやら、そしてありがたいやら複雑な気持ちでした。ゴミ一つない河川敷を気持ちよく愛犬と散歩できるのはおじさんのおかげです。水色の車のおじさん、いつもありがとう。
愛知県 50才 女性
部活の先生へ
僕には忘れられない思い出があります。それは、中2の冬、定期演奏会の後、5年に一度の海外演奏旅行があるのですが、家族の反対で不参加と伝えた時。先生がまだ中2の僕に「君でないといけないんだ。」と言ってくださり、更には親を粘り強く説得し、演奏旅行に連れて行ってくれた事です。僕は中高一貫校で中1の時からずっと先生が顧問をしているオーケストラ部に入っています。今僕は高校2年で、僕たちの代は最後の年です。そして今年、先生も引退します。口では恥ずかしくて言えないけれど、僕たちの演奏で伝わるといいな。「先生。5年間本当にありがとうございました。」
愛知県 16才 男性
山の仲間たちへ
山登りに明け暮れる私の良き理解者であった妻が、胃がんの為、亡くなりました。葬儀などで忙しい時は気が張っていましたが、日がたつにつれて1人で過ごすことの寂しさが増してきます。そして私を山の仲間たちが励ましてくれます。「毎日の食事はちゃんと摂っているか?」「体の調子はどう?」「掃除や洗濯はしているか?」など様々な事を心配してくれます。山登りをする仲間は一心同体、運命を共にする強い絆で結ばれていればこそ、ひとの喜びも悲しみも同じ様に感じ取ることが出来るのだと思います。今は登山活動を再開しました。互いに励まし合いながら、きびしい山道を登り踏頂の喜びを共に得ることが私の心の支えになっています。その元気な姿を妻も天国から見守り、良き仲間たちにありがとうと言ってくれていると思います。
愛知県 76才 男性
お母さんへ
わが家のお父さんは、帰るのがおそい。それでも、ご飯を作るために、おちてきそうなまぶたを支えながら、がんばって、お父さんが帰ってくるのを待っている。でも、たえきれなくなったまぶたは、やはりさがっていってしまいます…。「ガチャッ」カギの音がしたら、重いまぶたを持ちあげて「おかえり。」とひとこと言う。そして、ご飯を作りはじめる。そうやって自分のすいみん時間もさいて、お父さんの帰りを待っているお母さん。いつも自分達のために、仕事から帰ったらすわらずに、夜ご飯を作ってくれるお母さん。私のお母さんは、私のあこがれの人でもあります。お母さん。ありがとう。
愛知県 12才 女子
見知らぬ老紳士へ
満員電車で運良く一つ空席があり座っていると、次の駅で老紳士が乗車。席を譲ろうとして立ち上がるとその老紳士は私を手で制し「大丈夫。」とおっしゃったので、私は小さくうなずき着席しました。やがて私が降りる駅に着いたので下車しようとドアに向うと、先程の老紳士が1、2歩私に近づき「さっきは声を掛けてくれてありがとう。」とおっしゃいました。私は「どういたしまして。」と会釈して下車しました。大人としてのお手本を見せてくださったこの老紳士の方に、私の方こそありがとうございますと心からそう思いました。
愛知県 50才 男性
お母さんへ
ぼくは、いつもお母さんに伝えられない言葉がある。それはありがとうという言葉です。ぼくが失敗した時も、けんかした時もお母さんは「どうしたの、なにかあったの?」と声をかけてくれたね。ぼくは、その言葉を聞くと、心の中が感謝でいっぱいです。野球部でホームをふんだあとこけてしまい、服がドロドロになった時も「ドロドロになったってことは、がんばっているしょうこだよ。」と声をかけてくれたね。すごくきたなくなっていた服をピカピカにしてくれたね。「これからもがんばってね。」と言われた時は、すごくやる気が出たよ。ふだんは言えないありがとうという言葉を今、言います。「お母さん、いつもありがとう。」
愛知県 11才 男子
主人へ
93才の義母の靴下をはかせながら、コチョコチョと言いつつ足の裏をくすぐる真似をする主人。すると、それまで無表情だった母の顔がパァーと明るくなりケタケタと笑った。始まったばかりの母の介護にあせるばかりの私の心も、ほっとする一瞬となった。ありがとう。あなた。いつもいつも支えてくれ、助けてくれ、あなたがいてくれるから、私は安心して母の世話ができていけます。主人は母の所へ顔を見せる時は「来たよー。」と大きな声で。母も「いらっしゃい。」と返します。まるで本当の親子のようです。「お前の親だから大事にしないとな。」と言ってくれる主人に心から感謝して、大切な時を主人と共に過ごしていきたいものです。あなた本当にありがとう。
愛知県 66才 女性
お兄ちゃんへ
お兄ちゃん、いつもぼくの相手をしてくれてありがとう。お兄ちゃんは背が高いです。お父さんよりも高いので、高い所の物を取る時、家族のみんなはお兄ちゃんに頼んでいます。ぼくが足のけがをした時は、シップを用意してくれたり、家の中での生活を手伝ってくれました。病院で検査があった日は、家に帰ってくるなり「どうだった?」とまるでお父さんのように心配してくれました。お兄ちゃんは時々、お父さんみたいです。宿題が分からない時は分かりやすく教えてくれて、とてもたよりになるお兄ちゃんです。いやな気持ちにさせることを言ってしまう時もあるけど、いつもぼくのことを気にかけてくれてありがとう。
愛知県 11才 男子
友達へ
いつも一緒に遊んでくれてありがとう。感謝しています。4年生の頃、覚えていますか?私がある人に、いじめられていたとき、悲しかったとき、あなたはいつもそばにいてくれて、はげましてくれたよね。本当にありがとう。すごく心強かったです。でも、私が一番感謝しているのは、保育園に行く前からずっと仲良くしてくれていることです。今までで楽しかったことは沢山あるけど、それは全部あなたがいてくれたからだと思います。これから、つらいこと悲しいこと楽しいこと沢山あると思うけど、私の一番の友達はあなたです。くるしみも悲しみも分かちあって楽しく生活しようね。二人なら何でもできると思います。これからもずっと友達でいようね。
愛知県 11才 女子
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